tatakkuの音ゲー雑記

ノスタルジアに関する記事を中心に、音ゲー全体の記事を書いていきます。

11の990埋めによる指押しの地力向上について

もうそろ9月ですね

急に寒くなって参っています。風邪だけは引かないように、長袖を出してきました。

書くことないです。さっさと本題に入りましょう。

 

【注意事項】

  • 筆者はピアノ等未経験者です。そのため、一部間違いなどがあるかもしれませんがご容赦ください。
  • 高難易度への地力上げを目指しているのはノスタルジアが初めてです。他の機種は、ノスタルジアで培った地力で殴ることはあれど、高難易度ができるようになるための努力はしたことがありません。そのため、上達法も模索中であることはご理解ください。
  • この記事は、指押しできるようになりたい人向けに自分がどうやって練習したかをまとめたものになります。擦り、ミシン等の他の技術に関してのアドバイスはありません。
  • 基本的に自己責任でお願いします。上達方法の情報が少ないだけで、本来はさまざまな情報から取捨選択して自分の実力を上げていくものだと思うので、これじゃできなかったんだが?みたいなことを言われたらお手上げです。
  • 知らぬうちに重要な前提情報が抜けてる可能性があります。(前提の地力とか)
  • もっといい方法がある方はぜひSNSなり、ブログなりで発信してください。お願いします。

 

 

1.事前準備

まずは指押しに挑む前にいくつか準備しましょう。

1.1 ゲームに慣れる

最初から指押しは無謀すぎるので、まずは諸々の設定をして、ミシン、擦りを多用していいので遊びましょう。譜面認識が余裕じゃなかったり、判定がまだわからない、ハイスピがあってないとかだと、今後十分に練習はできないので肩の力を抜いて楽しみましょう。このとき、色々なハード譜面を触ってエキスパートを解禁しておくと後々助かります。

 

1.2 ある程度譜面に対して指を決める

だいぶ飛びます。結構やってきてグレード5000とか5500に到達したあたりからなんとなく譜面の形がわかってくると思います。

例えば右手にくるこの配置、3つの同時押しですが、これを3つとも真ん中を押せるような指、感覚を身につけましょう。リサイタルでも絶対生きます。自分は「自然な手の開きで124(親人薬)」という感じでやってます。階段とかの前にまずはこういった同時押しを自然に押せる指を探りましょう。

 

1.3 指の独立性を上げる

事前準備最難所です。ピアノ未経験者にとって、ピアノのように弾くのは容易ではありません。それっぽいことはできても点数に結びつきません。思うように動かないので...まずはトレーニングをしましょう。右手だけでもいいです。僕は、講義の暇な時間とかとにかく動かしてました。周りの皆さん、奇怪な動きをしてすみません。

参考サイト

www.guitar-life.link

 

とりあえず指押し以外の準備はこれくらいですかね。

 

2.実際に990kを出していく

簡単に目次の数字は増えますが、壁は結構高いのでのんびりやりましょう。ぶっちゃけミシンでいいです。僕は複数のことを一気にやるよりだったら指押しは指押しでやったほうがいいタイプだったので、中途半端な指押しよりミシン、擦りっていう考えです。

ここまでで10以下をたくさん触ったり、11、12に挑戦するという過程があります(あるはずです)。基本的に色々触っていく中で990kの可能性が見えてきたら挑んでいくことになるかな?

自分はおそらく初の11の990kは「地球最後の告白を」ですね。7月30日だとちゃんとやり始めて2、3ヶ月くらい?とりあえず簡単めで好きな曲を狙いましょう。

 

現在だとF-帯もあるので比較的狙いやすいとは思います。ただ、将来地力で上からぱっぱとつけられるのでほどほどに粘着しましょう。それより、色々触って地力上げのほうが有意義ではあります。

とりあえず低難易度でいいので少しずつスコアを出せるようになりましょう。指押しはしなくていいです。

 

譜面傾向的に、「同時押しが多め、基本ミシンが間に合う」というのが狙い目にはなると思うのですが、人それぞれですし、なによりちゃんとエイムが合わないとミスになってしまうだけなので、990kを出すまでには結構な時間を要すると思います。リラックスして楽しみましょう!

 

以下、ある程度地力がある人向けになりますので、焦らず色々な譜面を触ってみてください。

 

3.実際に指押しをする。

本題です。ここはじっくり書きたいと思います。

まず結論を言うと、11では右手の指押しにある程度強くなれます。

具体的には指をくぐらせる必要のない階段であれば結構捌けるようになると思います。

指押しに慣れる工程を書くべきなんですが、あまり覚えていなくてそれらしいことも書けないので割愛するんですが、最初はベーシックで左手が一定リズムでミシンで捌ける譜面を選んで、右手ガン見がいいと思います。リサイタルでも必然的に鍛えられると思うんですが、ノーツを拾わなくても、スコアが高くなくてもリサイタルスコアは出ると言う性質上、ミスってもいい、光らなくてもいい、ミスタッチとかも気にしなきゃいけないし、などなど考えることが色々あってあまり良くないと思っています。ちゃんと◆JUSTで拾えたほうがいいと思うのでベーシックでミスタッチとか気にせずやるのがいいと思います。ベーシックで拾えないのにリサイタルでは拾えるんか?って自分は考えました。

 

4.意識したポイントQ&A

ある程度慣れたということで、スコアを出すために気をつけたことなどを先に書いておきたいと思います。意味もなくQ&A形式にしました。

 

Q.階段のどのポイントに注目すればいいのかわかりません。

A.基本的に個数、ノーツ間の幅になると思います。

例えば3個の場合、以下のパターンがわかれば十分だと思います。

これは最初のほうで指を決めてくださいと言った、2個空き(ノーツの中心が2鍵空いてるのでそう呼んでます)を階段状にずらしたもの。自分は124で捌いています。大体124か125が基本になると思います。難しい話は抜きにして。

 

一個空きです。自分は多分ちょっと手を小さくして124で捌きそうです。123もありますね。234とかもあるのかな?確実に決まったものはなさそうです。

 

隣接してます。これは123とか234とかになるでしょう。ポイントとして、しっかり一個一個鍵盤を押すことだと思います。プレイ中とかでなく、選曲中とかに123とか手元見て置いたら自然に一鍵に一指になると思います。あとはプレイでもそのまま押せばいいはずので、その感覚に慣れていきましょう。

 

と、「階段」と自分が呼んでいるものでも、形が違います。例えば2枚目の階段を1枚目のままで弾くと抜けますよね?最後のノーツは特に。そのため、どれだけの幅で捌かなければいけないのかを逐一確認しなければいけません。慣れてくると、自然と自信がある運指で捌けるようになると思います。

 

もう一つだけ例をだします。

5個の階段です。

一個空きです。12345ですね。

隣接です。12345ですね。

 

...どっちも12345じゃないか!!ってなりますが、当然動かし方が違います。隣接している分には123と同じように一鍵一指でいいと思います。しかし、前者に関しては人によって微調整がいると思います。自分はちょっと右手を階段方向に動かさないといけません。ちょっとです。この感覚は人それぞれだと思うんですが、選曲時間中にでも試してみてください。思ったより動かさなくていい or 思ったより動かさなきゃいけないことがわかるでしょう。これも大事で、動かせばいいものではなく、適切な距離を動かさないと抜けます。感覚がわからないので左手だと同じことをしようとすると結構苦労します。適切な距離を知りましょう。

 

以上のような配置を色々と捌いていくとある程度基本の指の番号がわかってくると思います。

Stella Sinistra Expert より



例えば上のような配置も研究せずとも自然とわかるようになります。指の番号がわからなくてもある程度ちゃんと捌けます。基本的にはパターンの組み合わせになると思うので、部品を知ること、そしてそれを自由に組み立てる練習をたくさんしてみましょう。

 

Q.指はわかるのに何故か抜けます(ミスが出ます)

A.始点ミス、タイミングが早すぎる、ちゃんとしたところを押せていないなどなど要因は様々です。

手元動画を活用したいトピックです。指は理解できるのに何故かミスになる、goodですら拾えない、そのせいでスコア失点がでかいといったものに自分は直面しました。実際に動画を撮ってみてみるとよくある敗因は「早く押しすぎ」でした。good[fast]ですら拾えないみたいな。特に薬指、小指あたりでこの現象が起こっていました。(詳しくは次のトピックで)また、スタートの位置がずれていたり、間違ったところを押していると、いくら指番号が合っていてもノーツは通り過ぎてしまいます。こういうのをみるのに手元動画って優秀ですよね。何故かmissやらgoodやらで光らないなあってなったら、こういう部分のミスの可能性があります。

 

Q.練習曲は絞った方がいいですか?色々触った方がいいですか?

A.色々触るべきです。

かの昔、tatakkuという人はNEGAI Expertを指押し練習曲として研究とか色々していました。運指もいろんな人の手元を見て番号を決めて色々やっていました。

しかし、一つに絞るのはおすすめできません。

そもそも、「指押し」と言っても単に譜面の形がわかれば光るわけじゃないんです。形だけでなく、「BPM」にも気をつけなければいけません。同じ配置でもBPMが違えば動かす速さも当然変わります。(まああと12分と16分とかも含めて、あまり小節線とか見てないから拍子とかだと4分とかもあるかもしれないけど)ときには、我慢して動かさなければならないとき、めちゃめちゃ忙しく動かさなきゃいけないとき、色々あると思います。「先行しすぎないように動かすことができるか」も地力として求められると思います。

少し脱線しました。とにかく、色々触って地力をつけていく、曲、譜面ごとに光らせられる力はとても大事、そのために990k「埋め」が生きてきます。

 

Q.どうしてもJUSTが出て光りません。コツはありますか?

A.どの指で特に出るのか気にしましょう。また、もしかしたら曲の判定がずれている可能性があります。

例えば、1個空けの5個の階段で薬指、小指で黄ばむよーっていうのがわかっているならちょっと遅め意識をしなければいけないと思います。と言ってもこれも地力だと思います。色々と一つ一つの動きを確認しながら調整をしていくと、結果的にピカピカ光って楽しくなります。指の独立性も関係あるかも?

また、曲の判定がもしかしたら悪さしているかもしれません。曲によっては判定が深いものがあります。全部遅め意識したらめちゃめちゃ光るのであれば曲の判定に原因があると思います。(自分に合ったBPMとかも要因として考えられる可能性もありますが)一度これで失敗したことがあるのですが、いつも通り押してたら判定がわからなくなってきて嫌になって投げ出した経験があります。でも、曲によってそもそも判定が深いことがわかれば案外スッと納得できると思います。ちなみに判定に合わせるのにおすすめの曲はよくわかりません。困ったら遅めに押しておきましょう。(少なくとも自分の判定調整に対してなので、皆さんは異なる可能性があります)

 

Q.譜面研究をしますか?

A.基本しません

譜面研究をしないと捌けないとなると労力もかかってしまい、そもそも初見で譜面が対応できません。まじでこの指わからん!ってものはじっくり確認してもいいですが、そうやってパターンを掴んだら色々と粘着してみましょう。埋め作業中はいちいち譜面研究をしてる時間もないと思うので、左手をミシンにしてとにかく右手の認識に力を入れていいので見たまんまで押せるように頑張りましょう。

スコアタなどであれば研究するのはいいと思います。が、このレベルの地力だったら変に番号を固定しない方がいいと思います。自分が光らせやすい指番号は人それぞれですし、癖ついて苦手意識を持つのも良くないので。

 

Q.指をくぐらせるときのコツを教えてください。

A. ...

俺が教えて欲しいくらい。

まあ、気をつけることは、大きく動かしすぎないとか?隣接のくぐらせが全然安定しないのでこれは俺が教えて欲しいくらいです。これは自分も練習中です。特に上りは。下りはやりやすいと思うのでそこから練習しましょう。321321321とか21212121とか432143214321とかやりやすい運指を携えてLord=Crossightやりましょう。嘘です。要検討。下りがやりやすいは真なので、色々やってみましょう。はい...

 

Q.よくわからない配置が来た時に誤魔化す方法はありますか?指の入りの番号を間違えたんですが、もうどうしようもないですか?

A.ある程度慣れてきたら即席で対応できるようになります。

右手の54321を43212というふうに人差し指を親指を越えて押す方法であったり、本来5432/1234と捌くものを4321/1234と親指を二連打にしたり、親指に限らずとも高速で二連打することでごまかせます。これでよくわからなくてもなんとかなると思います。連打と思わずとも4321の階段後に1234の階段が来たと思い直すこともBPMによってはできます。よくわからん長い階段が降ってきても諦めることなかれ、なんとかできます。なんとかできるので適当に捌かないようにしましょう。できたら苦労しない。

 

Q.左手はどのように練習していますか?

A.現在進行形なのですが、基本的には右手のノウハウをもとに練習しています。

右手の場合だとこう捌いたな、じゃあ左手だとこうじゃないか?という事前知識を元に挑みます。ただし、左手は右手と比べて極端に感覚が育っていないので結構苦戦します。始点外れなんて日常茶飯事、指の感覚はぼろぼろ、かなり大変ですが右手を身につけたのなら決して太刀打ちできないということはないと思います。また決まったパターンなら光らせられれば十分だと思います。NEGAI Exの最後の左手の54321の階段の連続とか、あまり譜面を見なくても捌ける配置から少しずつ慣らしていきましょう。いつかは右手と一緒に左手を捌かなきゃいけないときは来ますが、とりあえず11なら決まった配置がある程度光らせられれば十分です。

 

Q.990k埋めをしていておすすめの譜面、紹介したい譜面

A.記憶を頼りにいくつか挙げてみます。

ある程度地力があると、許容の広さのおかげもあってあっさり決まるものが多いです。その中でやってていい練習になったな、という譜面をいくつか挙げてみます。

  • 氷上の激情 Expert

易しめのくぐらせる必要がある階段、しっかり個数をみないといけない部分(43535の順番の個数で降ってくる)、また判定もしっかり掴まなきゃいけないという点で990k狙う価値があります。これを応用するとRealも結構戦えます。曲もいいのでまじでおすすめです。

  • Pee-wee Boogie Expert

螺旋って言えばいいのかな、高速で指を動かす練習、トリル、リズムをしっかり把握する、ゆっくりの長い階段などなどやりごたえがありました。ゆっくりな部分は指番号はそのまま、ミシンっぽく捌くといい感じになると思います。

  • Stella Sinistra Expert

絶妙な速さで右手の階段を捌くのにはいい練習になると思います。特に速さをしっかり調整して意識的に光らせる練習としてはおすすめですので、990k目指してみましょう。

  • Lord=Crossight Expert

下り階段を始め、様々な指押し地力を試せる譜面。11の中で一番思い入れがあります。ぜひちょっと強めのリザルトが欲しい人は狙ってみましょう。自分は結構かかりましたが、990k出せたという事実がとても自信につながりました。

 

まだまだあるとは思いますが、思い入れがあるのはこれかなっていう。他にも指押しができるだけでPにグッと近づける曲があります。「滅びに至るエランプシス」、「走れメロンパン」、「なつやすみのぼうけん」、「JOMANDA (BEMANI SYMPHONY NOSTALGIA mix)」など、こういう譜面をPが狙えそうな段階にまで成長できるので練習としても、P狙うとしても美味しい譜面と言えます。もう自分は擦りより指押しのほうが安心するようになりました。

 

5.11の990k埋めによる地力向上の成果について

まとめです。地力は確実に上がりました。現在12↑に挑んでいるという状況ですが、5月31日では12↑の990kは31個、現在は57個とかなり増えました。また989kと惜しいのもいっぱいでていたり、12平均は972805から981552まで伸びています。易しい難易度で粘着の感覚を養いながら、12下位に挑めるだけの自信を身につけられただけでも大きな成果だと考えます。また、Real3の最高スコア980kをMoonstoneで達成できましたが、これも指押しの力を鍛えたからだなと思います。指押しで安定できるという自信は、スコアだけでなく安定感、粘着モチベにもつながるのでもっともっと上を目指して頑張りたいと思えます。最近目標もできたし、指押しonlyで990k埋め、みなさんもやってみましょう!!!

ちなみに、12↑は11では学べないものがたくさんあります。11で土台を作った上で是非挑みましょう。

 

6.今後の目標

12の990k埋めを進めて、A+帯まで戦えるようにもっともっと頑張ります💪

 

 

とりあえず書きたいことはかけました。追記、書き忘れに気づいたら適宜追記していきます。また、改めて、ツイッターでの皆さんのリザルト、考察、そして自分のツイートへのいいね等本当にモチベをもらっています。ぜひこれからもよろしくお願いします。頑張って追いつきます✊

じゃあね👋